【伝統的古民家】曲がり屋(まがりや)と直屋(すごや)(重要文化財・岩手県立博物館)

伝統的古民家の茅葺屋根や囲炉裏、土間、縁側などには、忘れかけた何かを思い出すような、懐かしい心に戻れる不思議な魅力があります。

今回は、岩手県立博物館の「曲がり屋」「直屋」をご紹介します。

旧佐々木家住宅(曲り屋)・旧藤野家住宅(直屋)は、それぞれ岩泉町と奥州市江刺区から昭和55年に移築された民家で、いずれも国の重要文化財に指定されています。

平成18年9月より、両民家を文化的な催し物の会場として一般の団体へ開放しています。茅葺き民家という空間を使ってお茶会や地域の行事などが可能になっています。

【曲り屋】旧佐々木家住宅(下閉伊郡岩泉町)
【直屋】旧藤野家住宅(江刺市伊手)

イベント「茅葺き民家の夏~遠野語り部の昔話」(平成18年8月)

曲がり屋(まがりや)

間取り(桁行17m、梁間9m、まや8m×8m)

旧佐々木家住宅(曲り屋)は、岩泉町から昭和55年に移築された民家で、国の重要文化財に指定されています。

L字型をしたいわゆる南部の曲がり屋です。

突出部(向かって右)は馬屋になっています。

これとは逆に、向かって左が馬屋になっている曲がり屋もあります。

旧南部地域にのみ見られる住宅で、起源についてはよくわかっていません。

建築年代は幕末から明治時代初期と推定されています。

 

直屋(すごや)

間取り(桁行15m、梁間9m)

奥州市江刺区から移築復原しました。曲がり屋に対して、長方形の平面をしている民家を直屋(すごや)といいます。旧仙台藩領の民家で、馬屋は別棟にありました。 屋根が片方だけ入母屋になる独特の形をしています。江戸時代後期の建築と推定されます。

博物館敷地内にある民家(国指定重要文化財:旧佐々木家及び旧藤野家住宅)を、広く皆様へ開放しています。これまでどおりの見学に加え、お茶会や笛・琴の演奏会などのさまざまな催し物会場として民家を利用することができます。

1. 民家を利用できる期間と時間

(1)利用できる期間

民家は、博物館の開館日に利用できます。博物館休館日は民家利用もお休みします。なお、博物館主催の行事が開催される日には利用できませんので、電話等であらかじめご確認ください。

【休館日】月曜日(月曜が祝日の場合は翌平日)、9月1日~10日(資料整理日)、12月29日~1月3日(年末年始休館日)

(2)利用時間 *博物館開館時間と同じ

午前9時30分~午後4時30分(準備・撤収時間を含む)

2. 利用申込み

 別紙申込書に必要事項をご記入の上、利用希望日の2週間前までに下記のいずれかの方法でお申し込みください。なお、お申し込みの前に、施設の空き状況やご計画されている催しの内容について、電話で担当者と連絡をお取りください。

(1)申込書の入手方法

申込書をダウンロードする(ダウンロードはこちら)。
電話で申込みの旨を伝え、博物館から申込書を郵送またはファックスで受けとる。
来館し、直接申し込む。

(2)申込書の送り方

 下記へ郵送・ファックスまたは持参してください。なお、許可の必要な場合には、後日改めて可否を連絡します。

【岩手県立博物館】電話 019-661-2831(担当 民俗部門) FAX 019-665-1214

3. 利用料金

料金は団体扱いとし、入館料の支払いをもって使用料とします。民家施設の利用とともに館内への入館もできます。

※利用当日は館内受付で料金をお支払いください。
※料金 一般140円 学生70円 *高校生以下は無料です。

4. その他

民家は国の重要文化財建造物です。火災を防ぐため、火器の持ち込み及び使用はできません。
民家は展示施設ですので、施設利用中に他のお客様が外から見学されることがあります。
建物保存のため、民家ではかまどで火を焚いております。そのため、衣服に臭いのつくことがございますので、あらかじめご容赦ください。
民家の屋内にはあちこちに段差がありますので、安全には十分ご注意ください。
ゴミは必ずお持ち帰りください。

岩手県立博物館について

岩手県立博物館は岩手県の県制百年を記念して昭和55年(1980年)10月に開館した総合博物館です。地質時代から現代にいたる地質・考古・歴史・民俗・生物などの資料が展示され、岩手県の自然と文化が理解できるようになっています。

(画像・文章は岩手県立博物館様より引用)

岩手県立博物館 公式ウェブサイトはこちら

〒020-0102 岩手県盛岡市上田字松屋敷34番地
TEL 019-661-2831
FAX 019-665-1214